コレステロールが原因の偏頭痛がある!?

一般には知られていませんが、実は偏頭痛とコレステロール値には強い関連性があるようなのです。

もともと、コレステロールが動脈硬化を誘発し、心疾患、脳疾患を招くことは広く知られています。さらに、最近では血管障害と偏頭痛にも関連があるという説が有力になっており、結果的に“コレステロールと偏頭痛にも相関関係がある”という見方が強くなってきた…というのが、その経緯です。

こちらでは、そんな偏頭痛とコレステロールの相関性についてまとめていますので、今後の健康管理に役立てて頂ければ幸いです。

偏頭痛とは…?

偏頭痛とコレステロールの関係偏頭痛というのは、発作的に繰り返し発生する頭痛であり、脈打つようなドクドクとした痛みを伴う症状。頭痛のほか、吐き気、光に過敏になる(羞明)、音に過敏になる(音声恐怖)といった症状が出ることも…。これらの症状が発現する前に前兆を感じる人も多く、偏頭痛は発現から72時間ほど継続するのが普通。成人の場合、偏頭痛患者は75%が女性であり、発症率には有意に男女差があるといえます。

誤診も多く、緊張型頭痛、群発性頭痛などが偏頭痛を診断されるケースもあるそうです。一般的には“4〜72時間ほどの発症持続”があり、“頭の片側だけが痛む、拍動性で脈拍に合わせて痛む”といった傾向を持っていること、さらに“吐き気や羞明、音声恐怖のうち1つ以上が見られる”といった特徴に当てはまるかどうかで診断されています。本人への問診で判断せざるを得ない内容が多いので、それも誤診が増える原因の1つでしょう。

コレステロールが偏頭痛を起こすってホント?

実のところ、コレステロールが偏頭痛を起こすメカニズムはまだ分かっていません。ただ、いくつかの事実から、統計的に関連性が疑われる…という段階です。それでは、それらの事実を具体的に紹介しましょう。

まず、偏頭痛を持っている方は、そうでない方と比較して心臓発作の罹患リスクが2倍になるという報告があります。特に、前兆症状として視界がチカチカした感覚がする…という方は、通常の3倍になるそうです。要するに、心疾患と偏頭痛は同一のリスクファクターを有しているという推察が可能…ということになります。

もし、コレステロールによる動脈硬化により、狭くなった脳血管に多量の血液が流れる際に痛みが走るとすれば、脈拍に連動して痛むという事実とも辻褄が合うはず。さらに、朝方、リラックス状態の時に症状が発現しやすい…というのも、この考え方を後押しします。リラックス時は副交感神経が優位になり、血流が増大するからです。

これらを総合して考えると、コレステロールの増加が偏頭痛の発症確率を上げる…という可能性は充分に考慮に値するといえるでしょう。

コレステロールのリスクを減らすには…?

コレステロール値が適正値をオーバーしている場合、もっとも優先するべきなのは食生活の見直しです。医療機関で治療するケースでも、投薬や運動療法より食事療法を重視するほどですから、コレステロールを下げるために食事の改善が有効なのは間違いありません。食生活を変えていく上では、肉類などの高脂肪食品を控え、コレステロールを減らす栄養素を含んだ食品を積極的に摂取することが必要です。

偏頭痛に悩んでいて、他の方法で緩和する兆しが見えないとうのなら、脂質検査でコレステロール値を計測してみてはいかがでしょうか?もし、高い数値が出た場合、コレステロール対策によって快方に向かう可能性もあると思います。

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