コレステロールの恐怖〜脳梗塞

脳梗塞とコレステロールの関係こちらでは、悪玉コレステロールとの相関関係が強い疾病の1つ、脳梗塞について解説しています。別名では脳卒中とも呼ばれ、最悪の場合は命を落とすこともある恐ろしい病の1つ…。こういった病気を防ぐためにも、コレステロール値を適正に保つことは非常に大切なのです。

コレステロールの増加によってリスクが高まる理由も含め、脳梗塞を未然に防ぐための基礎知識を身につけておきましょう。

脳梗塞とは…?

脳梗塞というのは、脳に酸素、栄養を運搬する動脈が詰まってしまう病気です。完全に閉塞するケースのほか、血管が狭窄するものを含んでおり、酸素と栄養の不足によって脳組織が壊死してしまう…というもの。発症した場合、意識障害、片麻痺、失語といった症状が出ることもあり、自分の意志で医療機関まで向かうのが難しくなるため、そのまま亡くなる方もいらっしゃるようです。

日本人の死亡原因で第3位を占めており、罹患して自覚症状により入院治療を受けた方の死亡率は15%です。また、治癒はしたものの介護が必要な重度障害が残る可能性が5割程度となっており、重大な疾患と言わざるを得ません。

また、再発率が高いのも大きな問題。脳細胞は壊死すると回復しないので、再発するとより広範囲に障害が残ることになり、重度障害が残る確率が高いのです。生活習慣を変えれば発症率を大きく下げることができますから、何としても未然に防ぎたい病気の1つといえますね。

コレステロールが脳梗塞を引き起こす理由

コレステロールが脳梗塞を引き起こす脳梗塞には3つのタイプがあり、動脈の上流から移動してきた血栓が詰まる塞栓性の脳梗塞、1.5cm以下の小梗塞を原因とするラクナ梗塞、動脈硬化に端を発するアテローム血栓性脳梗塞に区分されています。このうち、コレステロールとの関連が深いのは最後のアテローム血栓性脳梗塞。

これは、悪玉のLDLコレステロールが血管壁に沈着し、アテロームという血管詰まりを起こすことが原因。動脈壁が狭くなって血流が悪くなり、脳の血流障害を引き起こすわけです。

コレステロールによる脳梗塞は、脳梗塞を発症する以前に脂質異常症(高コレステロール血症、高トリグリセリド血症)になっているのが普通なので、脂質異常症の段階で治すことが何より重要といえるでしょう。他にも、高血圧、糖尿病といった疾病がリスクファクターとなりますが、いずれにしても、これら原疾患を加療することが、脳梗塞を防ぐための第一歩になります。

脳梗塞を防ぐためには食生活の改善が必要!

脳梗塞を防ぐためにはコレステロール値のコントロールが重要。なので、悪玉コレステロールを増やさないために食生活を見直すことが何より大切です。飽和脂肪酸、トランス脂肪酸を含んだ肉類、揚げ物、バター、マーガリンといった食物はコレステロール値を上げてしまいますし、レバーなど内臓、魚卵、卵はコレステロールそのものを多量に含んでいるので、同じく避けるべきでしょう。

悪玉コレステロールを下げる不飽和脂肪酸(EPA、DHAなど)や食物繊維を豊富に含んだ食品を重視し、血中の脂質を増やさないことが脳梗塞予防の基本。この機会に、今までの食生活を見直して、血中脂肪の値を下げる習慣を身につけておきましょう。

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