コレステロールと便秘には関連性がある…!?

多くの女性が悩んでいる便秘に、血中コレステロールとの関連性が指摘されているのをご存じでしょうか?実際、慢性的な便秘に悩まれている方は血中コレステロール値が高いことが多く、同一のリスクファクターを持っている可能性があるのです。

こちらでは、便秘緩和、コレステロール値の低減…を両方とも実現するための役立つ、健康維持の基礎知識をご紹介しています。また、近年は男性でも便秘気味の方が増えているようですから、是非、参考にしてください。

便秘とは…?

コレステロールと便秘の関係便秘という症状が“便通の少ない状態”であることは説明するまでもありませんが、具体的な定義をご存じの方はあまり多くないようです。基本的には“排便が3日以上ない”あるいは“週に3回以下である”といった条件を満たしており、かつ本人が残便感、排便困難を感じている場合に便秘であると診断されるのが普通。

慢性便秘には、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸便秘の3種類が存在しており、それぞれに異なる特徴があります。

弛緩性便秘は食物繊維、食事量の不足、運動不足などが原因で、腸の蠕動運動が弱まるもの。痙攣性便秘は心理的ストレス、過敏性腸症候群など、自律神経の失調で以上収縮を起こすもの。そして直腸便秘は環境変化、外出の多い生活、快適なトイレがない場所に滞在していることで、便意が抑制され続けたために便秘の癖がついてしまう状態を指します。

いずれも、食物繊維、水分、不飽和脂肪酸を摂取した上で、規則正しい生活を心がけ、決まった時間に排便する努力を続けることで、ある程度の緩和が見られるのが普通です。

コレステロールと便秘の相関関係

実は、便の黄土色は胆汁酸という肝臓で作られる物質の色であり、便自体の色ではありません。役割を終えた胆汁酸が腸の中に排出され、便と同時に出ているのです。そして、この胆汁酸を作るための材料の1つに、LDL—悪玉コレステロールが含まれているのですが、ご存じだったでしょうか?

便が出ないと、使い終えた胆汁酸を捨てることが出来ませんから、新しく胆汁酸を作る活動が停滞してしまいます。そのため、原料となる悪玉コレステロールが消費されず、LDLが肝臓に戻らず、血中を漂ったままになってしまうのです。これが、慢性的な便秘によってコレステロール値が上昇する理由。

便秘気味で、かつコレステロール値が高い…という方は、便秘を緩和させることでコレステロール値が下がる可能性があるのです。

便秘&コレステロールを同時に克服する方法

便秘、コレステロールは同じリスクファクターによって引き起こされる傾向があり、一方を緩和させれば、もう片方も自然と正常な状態に近づいていく可能性があると言われています。もし、便秘と高コレステロールの両方に悩んでいるのであれば、是非、先に便秘に対処してみてください。これだけで、血中コレステロールの問題が同時解決する可能性もあるはずです。

具体的には、不飽和脂肪酸、食物繊維(特に水溶性食物繊維)を摂取するのがオススメ。いずれも、便秘とコレステロール双方に良い影響がある栄養素ですから、上手くすれば、両方の悩みを同時に克服できる可能性もあると思います。

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